MINAMI ANDERSON
2023年春夏からスタートするminami Anderson(ミナミ アンダーソン)は、基本的にはメンズ服のブランドですが、性別を問わないユニセックス、ジェンダーブランドとして展開します。デザイナーである南 貴浩(ミナミ タカヒロ)が手がけます。
南氏は、20歳からアパレル関係に携わり、BAYCREWSで23年ほど勤務し、ジャーナルスタンダード発足時(店舗エリア→オリジナル商品課)、VULTURE、レリューム立ち上げ(約6年20店舗まで)、ジャーナルメンズ商品課を経験しています。
ブランド名の由来については、minami Andersonは芸名やペンネームに近い感覚でつけられました。近年、漢字/カタカナや漢字/英語のように、様々な人種からなる日本人が増えており、こういう名前のブランドがあっても良いと思われました。ブランドに意味を持たせるよりも、ノリを重視しました。
minami Andersonのコンセプトは、全身を組まない、スタイルを組まない「自由な」、「勝手に」です。各アイテムごとにはテーマを設け、カルチャーや伝統を盛り込んだアイテムで世界観を表現しています。音楽カルチャー、アート、スケートからインスピレーションを受け、特にハードコア、パンクから影響を受け、服を壊したり、破ったりと後加工にないヴィンテージ加工を取り入れています。スケートやアートからはゆるさやノリを感じさせます。
また、物作りに関しては、日の目を浴びないVINTAGEアイテムやダサい服、着にくい服をベースに、今感じるサイズや素材、色でこだわりを出していきます。無駄に色展開をせず、この色だからこそ良いとかなんだか難しい服だなって思う服を、モノ1つよりもアイテムでの世界観を重視しています。